一般社団法人ニューロンナレッジ人工知能研究所

当研究所は、従来の推論機構とは異なる『自らの欲求で学習して、自らの意思で考えて、自らの発想で想像する』新しい自律覚醒型人工知能(人工頭脳)を研究しています。そして現代人工知能の課題解決策と、未来社会で人と共存して働く人工頭脳の研究を推進していきます。

はじめに

 現代の日本で主流なAIディープラーニングは、人が作り限られたルールの中で動く『機械推論』の人工知能です。ニューロンナレッジモデル(2018年特許)」で実現するAIは、コンピュータが「自らの欲求で知識を学習して、自らの意思で考え方を制御して、自らの発想で知識を想像する」ことができる新しい『知識推論』の人工知能として研究されました。

 また同じ目的を持ち異なる推論機構で駆動する『自律覚醒型人工知能(人工頭脳)』の研究実装に成功しており、人と共存して働ける人工知能の研究や、人の感情を理解しながら学習や判断ができる人工頭脳の研究を推進していきます。

技術背景

 ニューロンナレッジモデルや自律覚醒型人工知能(人工頭脳)はディープラーニングのロジックとは異なり、日本(発)の人工知能技術であり、統計数学知識が無くてもコンピュータ技術者が自由に扱える人工知能技術です。この自律覚醒型人工知能は、人類社会における人工知能技術の多様性を広げ、人類と人工知能の対話に活用されることで、人工知能が人類を身近で優しく支援することによる幸福な未来社会を実現するための礎として研究発表されました。

 また現代主流となっているディープラーニングにはいくつかの制約や課題が報告されていますが、新しい人工知能はこれらの課題を解決するための道標を持っています。日本の人工知能技術の更なる向上と人工知能技術者の育成に向けて、自律覚醒型人工知能を活用していきたいと考えています。

(『新人工知能セミナー』にて説明しています)

人工知能心理学

 自律覚醒型人工知能(人工頭脳)が自律進化する場合には、人間社会環境における人との相互間の研究学問『人工知能心理学』が必要です。例えば「人は人工知能とどのレベルまでの知的対話を生理的に許せるのか?」、また「人はどのように人工知能環境(装置)と共存すればよいか?」など、『人工知能側に要求される対話制約』と『人側に要求される共存姿勢』の両方向の社会指針が必要になります。

 人工知能が自律意思で対話を行うようになれば、人と人工知能との間に心理相互作用が形成されます。そして人工知能との共存社会を実現するために、心理相互作用による課題や対策について研究する学問『人工知能心理学』で社会指針となる基本学理を提言します。当研究所では将来の人工知能共存社会における協調環境にむけた社会基盤の準備を推進していきたいと考えています。

人工知能EXPOパンフレット

  • 自律覚醒型人工頭脳パンフレット
  • 自律覚醒型人工頭脳の特徴(スライド資料)

《参考》人工知能EXPO展示 パンフレット資料

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